2019(平成31・令和元)年 屋久島宮之浦岳への練習編
昨2018年6月30日に登山を始め、8月13日に富士山に登った。吾輩はあと1つ「屋久島宮之浦岳」を目標においている。2019年も摩耶六甲でスタートした。
3月9日(土) 上野道~掬星台~六甲縦走コースを通り~六甲山上駅へ
朝8:45上野道に入る 中腹からの眺め 仁王門手前↑こんな案内板あったっけ? 仁王門は変わらず在るのだが
仁王門をくぐって 地獄の階段へ 階段を登りきると天上寺跡 この階段を登ってきた
通称地獄の階段を抜け、天上寺跡に来るとまたもや案内板が設置されている。昨年8月10日以来、7ヶ月来ていないのでその間に整備されたのだろうと軽く考えていたが、直後に壮絶な風景に出くわすこととなった。
うわっ 木がっ
左の写真が本当なのではないぞ。右の写真が本当の姿なのだ。昨年7月の西日本豪雨の後に来たときは木は倒れていなかった。9月の超大型台風21号が神戸を直撃したときの傷跡だ。自然の力は強大だ。
大木の下をくぐり抜けて左ヘ進む。
↓看板が木に押し潰されかけている
ここを潜り抜けて先へと進んだ↑
ロープも新しく取り換えられている↓
10:30掬星台到着 神戸港を望む 六甲山が見える 今日はあそこまで足を延ばそう
昭和末期に移設された天上寺 天上寺を横に見ながら六甲縦走コースへ
サウスロードが台風被害で通行止めになっている。
真っ直ぐ記念碑台へ向かう。
途中、茶店に寄り至福の一杯。
六甲ゲーブル山上では、六甲山山開き記念日(今日がそうだったのか!)のイベントをやっていた。
ケーブルで下山 イベントの影響か今日いつになく混んでいる ケーブル下にも出店が並び賑わう
2回目 3月16日(土) 上野道~掬星台~摩耶ケーブル下
午前中、ポーアイ北公園でサビキ釣り。午後から摩耶山に登り、自然豊かな神戸の海山を楽しんだ。
今日も上野道から 雪が残っている リュックサックマーケット開催中 この景色 もう何度目だろう
3回目 4月13日(土) 上野道~掬星台~六甲山上駅
9月14・15・16日に屋久島宮之浦岳に挑戦することに決めた。六甲摩耶登山にも気合が入る。
桜のトンネル 坂上から 掬星台展望台 摩耶から六甲山上駅に向かう途中 酒屋がある
上に記したように今年の9月愛娘 幸と屋久島に行き
九州最高峰1,936m宮之浦岳に挑戦することに決めた。
富士山は3776mだが5合目2305mまでバスで上がったので実際には1500m程しか登っていない。(まあ空気が薄いので同等の比較はできないが)
屋久島の方が沢山の距離を登ることになる。
朝出発して日が暮れるまでに戻るためには
更なる訓練が必要であろう。
←酒屋で至福の一杯
六甲ケーブル山上駅に到着 よく歩いた 1,000万$展望台からの眺め 六甲ビールを一杯
4回目 4月21日(日) 油コブシ登山道~六甲山上駅
今年初の油コブシ 最初は階段から 中腹に到着 1,000万$展望台へ
いつもの上野道より少しキツい。去年富士山に登るころには70分で登っていたが、今日は75分かかってしまった屋久島宮之浦岳は富士山より厳しいぞ。頑張れ吾輩!
いつも通り上野道から掬星台へ この後六甲山上駅まで行きケーブルで下山の予定だったが・・・
13:00六甲最高峰登頂成功
周りには50人ほどの登山者が記念撮影をしたり弁当を食べたりして登頂成功の喜びに浸っている。吾輩わ近くに居た若者にシャッターを押してもらい、滞在時間5分で頂上を後にし、宝塚へ向かう。
道沿いに自販機があるので手ぶらで行く。
六甲最高峰から歩くこと4時間40分。道沿いにいくらでも有ると思っていた自販機も全く無く、脱水状態での道のりだった。宝塚駅手前で自販機を見つけたときは「助かった。やっと水が飲める。」と思った。ふらふらになりながら阪急電車に乗り、飲み会のある西宮北口へ。
乾杯の一杯はビールでなく御冷を注文した吾輩であった。
18:00西宮北口での飲み会に滑り込みセーフ
歩くこと8時間半、距離32.4㎞、51,343歩、階段で279階まで上がったことになる。六甲全山縦走コースの半分強だ。水分補給・栄養補給の大切さを実感しながら歩いた1日であった。
51で人工股関節置換術を受け、53から登山を始めた。
53歳11ヶ月で富士山富士山に登頂し、今年55歳の誕生日の
前々日に屋久島宮之浦岳を目指す。
あと何年、山に登れるだろう。
引退までに六甲全山縦走56kmを完走してみたい。
朝3:00~8:00釣り 9:00摩耶山へ 掬星台の喫茶・図書館で休息 裏六甲が見降ろせるダイヤモンドポイント
昨年夏、愛娘幸と初めて登ったときは4時間かかった。昨年秋に一人で登ったときは3時間半で頂上に着いた。
さあ、今回は3時間を切ることができるか!?
10:25芦屋川駅スタート 芦屋川沿いを上る ロックガーデン ロックガーデン途中で小休止
11:35風吹き岩到着 向こうからやって来る者は 猪だった! いつものように猫も居る
きれいな澤だが飲めないらしい 一見茶屋が見える 13:22六甲最高峰到着 最高峰から北側を望む
阪急芦屋川駅を出発し六甲最高峰到着まで2時間57分。登る度に速くなっている。屋久島は六甲山の倍の高さだ。トレーニングを重ねて屋久島宮之浦岳を制覇したい。
9回目 7月7日(日) 上野道~掬星台~六甲山上駅
ひと月振りに山に登った。
一般道から山道(上野道)へ入った瞬間から身体にだるさを感じた。
久しぶりだからか?
或いは花粉症が原因の鼻詰まりで息がしにくいからか?
足が前に進まない。度々休憩を取ってようやく掬星台へ。
いつもより30分も多く掛かってしまった。こんなことで宮之浦岳に登頂できるだろうか?そういえば愛娘(幸)の仕事の都合で屋久島行きが9月14・15・16日に変更になった。あと2ヶ月と1週間。頑張ろう。
天上寺から六甲全山縦走コースを通り、六甲自然の家から六甲山上駅へといつもの道を歩き、六甲ケーブルで下山した。
10回目 7月13日(土) 油こぶし登山道
午前中仕事があり、14:20スタートとなった。ケーブル下まで50分、後半、少しバテて油こぶし登山道に80分かかり15:30山上駅に着いた。全体としてはまずまずのペースであったが、週に1回は登らないと持久力が落ちてしまうように感じる。
11回目 7月21日(日) 上野道~掬星台~六甲山上駅
屋久島宮之浦岳登山まで2ケ月を切った。スタミナが落ちないように週に1回は登っておこうと掬星台から六甲山上駅へ。何時ぞや行ってみたいと言っていた「653
cafe」へ。店外の芝生にも飲食物を運んでくれる。よく動くマスターと綺麗なお姉さんが頑張っていた。また行こう。
12回目 8月3日(土) 油こぶし登山道
初の断念! 今日は本当に暑かった。正午の時点で35℃を記録。5時前頃に山上駅に到着するよう2:30に出発したがケーブル下までの地道で既にバテていた。水分を摂り気合いを入れ直して油こぶしに入ったが足が前に出ない。何度も休憩し、アタックを試みたがフラフラになり、身の危険を感じ途中で引き返すことにした。急に暑くなったので身体が慣れていないのか?8月は登山を控えよう。
13回目 8月25日(日) 油こぶし登山道
リベンジ!
前回猛暑の日中に登り暑さのため断念し、今日はそのリベンジだ。本日の最高気温予想は30℃と言うことで、朝のうちに出発し、休むこと無く山上へ。
山上は結構涼しい。最近、定番となりつつある653cafeへ立ち寄りアイスを食して下山する。
14回目 9月1日(日) 上野道~摩耶山頂~掬星台
久々の上野道から掬星台へ
初めて摩耶山頂へ行ってみることにした。山頂は林の中にあり誰も居なかった。特に盛り上がっているわけでもなく、見晴らしが良いわけでも無い。摩耶山頂標高698.6mの立て札がある。ん!待てよ。掬星台は標高700mやで。人工的に作った見晴し台が山頂より高くなってしまったわけだな。そりゃ誰も来んわ。
最終15回目 9月7日(土) サビキ会 布引の滝~市ヶ原~掬星台
吾輩の登山の集大成「宮之浦岳登山」を次週に控え、サビキ会(神戸大学高橋眞一ゼミの親友たち)のメンバーを誘い、H・S氏、S・M氏の2名と共に布引の滝から掬星台を目指した吾輩たちであった。
バスで集合場所の新神戸駅へ 多くの登山客が出発している 9:00我々も出発 H・S氏188cm(左)とS・M氏181cm(右)
新神戸駅をスタート 布引の滝へ進路をとる 10分ほどで雌滝に到着
雌滝で気合いの乾杯をして雄滝へ 落差の大きい雄滝は近づけば霧がかかる マイナスイオンをたっぷり受けて いざ上へ!
布引貯水池 天狗道へ こまめに水分を摂る
最大の難所 ここを超えればゴールは近い NHKが見えると登山道は終わり
顔を洗う吾輩 頭を洗う杉本 神戸の街を見下ろして2ショット 至福の一杯(持参のウイスキー入り)
食事も摂りました 吾輩も神戸の街をバックに一枚 この達成感!
上野道を下山し、2人は灘温泉へ向かう。吾輩は先に帰宅し宴会の用意だ!
編集後記
昨 平成30年6月26日にリハビリの山口先生から「山登りしてもいいよ。」の言葉を受け、いきなり富士山ツアーに申し込んだ。6月30日に油こぶし登山道から始まった吾輩の趣味登山。8月13日に富士山の頂上を極め一時期腑抜けになるも、宮之浦岳制覇という新たな目標を立て、再びモチべーションを上げた。今年に入り練習すること15回。最終回は2人の親友との楽しい登山であった。心技体、全て準備は整った。
さあ行こう 九州地方最高峰 宮之浦岳へ!