Foreign Exchange  外国為替証拠金取引  通称FX


トレーダーへの道 吾輩は現在フリーザ第3形態から第4形態へ

 

一昨年(平成30年)「何の仕事をされているか、いまいち良くわからないのだけど何をされてるの?」

と尋ねられ、「フリーザ第3形態」と答えた。1~4の形態とは以下の通りだ。

①学習塾サラリーマン講師ー(独立)→②社長兼講師ー(新規事業)→③保育園経営者→④経営者&トレーダー

これを吾輩の場合に当てはめて説明し、為替・株のトレードをお勧めする。


第1形態 労働者

 吾輩は、独立するまで3つの会社でサラリーマンをした。毎日あくせく働いても稼いだ金は会社に持って行かれる。自分に入る金は極一部だ。3社目となる学習塾では配属になった学舎の生徒が68名だったのを半年後には155名にまでV時回復させたが、塾全体の生徒数が減少しているとの理由で昇給は無かった。いくら成果を出しても生活は楽にならない。自分はこのまま人生を終えるのだろうかと自問自答もした。

 我が国では良い大学を出て一流企業に就職し定年まで勤めるのが良しとされてきた。だが、それほど馬鹿らしいものはない。新米のうちはそれほど給料も高くなく、頑張って上げた利益は会社に搾取される。高給取りになっても高額な税金に苦しめられる。年収4,000万を超えれば所得税が45%、市県民税を加えれば税金だけで50%を超える。皆エリート意識が高いから見栄を張って衣食住や車に金を掛けるので、いつまで経っても支払いに追われる毎日だ。

 第1形態サラリーマンは将来の成功のため修行する姿なのだと結論づけた吾輩は、社内の理系講師の中で一番良い授業が出来る自信をつけてからはひたすら独立の機会を窺っていた。

第2形態 社長兼労働者期

38歳のとき、ベル氏(このHP内の他のページにときどき登場)と共に学習塾を創業。半年後に法人化し、自分の会社を持つに至った。英語・国語はベル氏が担当。数学・理科・社会を吾輩が担当した。最盛期にはアルバイト講師20名、事務2名、生徒数196名まで増え、ベル氏と吾輩は殆ど休み無く働いた。正月休みの次の休みはGWという具合だった。多くを犠牲にして仕事に打ち込んだ。労働面では最も輝いていた時期かも知れない。所得も倍増し、生活は楽になったが、毎年3月に卒業生を出した後、4月に新年度生が入塾してくるかどうか心配の種だった。

そして、平成20年のリーマンショックにより生徒数は激減する。塾以外に2本目3本目の柱の必要性を強く感じた。

 第2形態 経営者兼塾講師は第1形態より収入は多いが労働に多大な時間を割くことになり、社長本来の会社経営が手薄になり事業の安定性を欠く場合がある。経営に集中できる方法を探る吾輩であった。


第3形態 社長業専業

平成25年3月、念願叶い大阪市認定の保育ママを開園した。半年後にもう1園更に半年後にもう1園、計3ヶ園を持つこととなった。平成27年3月末、保育ママは発展的に解消し、新たに大阪市認可小規模保育園として生まれ変わった。市から受け取る保育料も大きく増加し、会社の経営は安定した。平成28年3月吾輩51歳、13年間に及ぶ学習塾を閉塾し、小規模保育園の経営に専念することとなった。それにより日常生活は一変した。自分で予定をほぼコントロール出来る。極端に言えば朝何時まで寝ていてもかまわない。労働に追われることが無いので経営のビジョンが描ける。会社のために働いてくれる従業員に感謝し、いざという時に彼女らを絶対に守るという覚悟があればそれで良い。

 金の流れも身についてきた。サラリーマンは税金等を天引きされて残りを手取りとして得るが、経営者は鉛筆1本でも必要経費として購入でき、残りが黒字なら法人所得税を支払う。経費として先に金を使えるのだ。赤字なら法人税は0円だ。更に保育所は社会福祉事業なので消費税はかからない。

これはもう会社経営をするしかない!!

 そして吾輩は最終形態へ歩みを進めた。

最終形態 投資家期

日系アメリカ人ロバート・キヨサキ氏の著書「金持ち父さん 貧乏父さん」はベストセラーとなり、世界30ヶ国語に翻訳された。

高学歴エリートサラリーマンで、息子にもそうなれと言う貧乏父さんと、中卒だが息子にお金の流れを教える金持ち父さんの話だ。この本では、一生雇われるのではなく起業せよ。不労所得を得よ。金に金を稼がせろ。負債を買うな資産を買え等が書いてある。どの話も斬新でしかも納得させられる。例えば貧乏父さんは、「家を買え。家は最大の財産だ。」と教えるが、金持ち父さんは、「家は負債だ。」と教える。家をキャッシュで買うヤツはそうは居ない。大抵は長期のローンを組む。その時点で金利が発生する。土地の値段は変わらずとも建物の値は必ず下がる。そこで吾輩は家を建てるときに小学校の真ん前という地の利を生かす為、1部分に教室を作り、「貸教室」として収益を上げてローン返済に充てている。

 資本主義経済では、金は金を呼んでくる。株の配当やFXのスワップポイント、駐車場の売上げ等がそうだ。株やFXで、トータルして勝てる人もこれに該当する。為替・株の収益は分離課税でどんなに大きく稼いでも2割固定だ。大きく稼ぐなら所得税よりずっと安い。

もうこれは投資をするしかない!!

仕事はbusiness経営とwork労働に分けられる。経営者になれば短い時間で大きく稼げる。そして最終形態投資家になれば頭を使うだけで稼ぐことができるのだ。



何故為替や株をするのか?              「そんなあぶく銭なんか糞じゃ」とか言うヤツ居んねん

若い時に、社会的地位のある紳士に「株を1つ持つだけで世の中を注意して見るようになるよ」と勧められた。確かに自分の金が増減するのだから新聞もよく見るだろうし、天下の形勢を注視するようにもなるだろう。それは正しいと思うし、若いうちならそれもいい。しかし、吾輩が為替や株をやるのはズバリ"銭儲け"だけである。えっ、銭ゼニ言うたらアカンって⁉

じゃあ、こういうのはどう?

為替も株もしていない人で「人は汗水垂らして働いてナンボ。株なんか博打と一緒、あぶく銭集めて何になる。」とか言うヤツが居る。そういうヤツはやらなければいいのだが、貶なされるのは癪に障るからこう言ってやる。「お前、そのあぶく銭、欲しくてたまらんのとちゃうんか?」こう言うとだいたい閉口する。さらに追い打ちをかけてこう言ってやる。

「スポーツしても監督やコーチの好みで自分より下手な選手が試合に出たり、ボクシングで明らかに勝ってる方が判定負けしたり、会社でも上司に気に入られてるとかで出世したり、いろんな不公平が氾濫しとるやろ。為替と株はな、完全に公平なんや。安倍総理が買うても近所のおっさんが買うても俺が買うてもお前が買うても、

1ロット持っとって1円上がったら全員1万円儲かるんや!これが投資の気持ちええところや。」・・・決まりだ。