人工関節で再び歩けるようになった吾輩の富士山登頂記
平成30年6月27日(火)
人工関節置換手術を受けてから2年2か月後、リハビリの山口先生から「山登りしてもいいよ。」と言われた。
先生はハイキングのつもりで言われたのだと思うがそこは吾輩、イキナリ8月11日山の日の富士山ツアーに申し込んだのであった。吾輩は富士山に登ることができるのか⁉
六甲摩耶登山・・・富士登山へ向けて猛練習
1回目6月30日(土)愛娘 幸(さち22歳)と35年振りに油コブシ登山道から六甲山上へ
中腹 展望台の手前 六甲山上 $1000万展望台へ
15年間の杖付き生活は思った以上に脚力と持久力を低下させており、途中でバテてしまった。
今のままでは富士登山など到底無理と自覚し、猛練習を始める。
2回目7月1日(日)上野道から摩耶山掬星台へ
翌日、早速一人で上野道から摩耶山に登った。
こちらのルートも33年振りで初めて同然だが、子どもの頃にあった天上寺が摩耶山上に移転しており、天上寺跡が懐かしかった。
写真は 掬星台の「摩耶ビューテラス702」のカウンター席から神戸の街並みを望んだ一枚
3回目7月12日(木)パワーアンクルを装着して再び上野道から摩耶山掬星台へ
今回は脚力強化のため両足に1.5kgのパワーアンクルを装着して上野道から掬星台に登った。西日本豪雨のため暫く外出できなかったので久々の登山だがオモリの影響も殆ど感じずに登頂成功。
富士登山へ向けて少しずつ自信が湧いてくる。
ベンチに座ってパワーアンクルを撮影
4回目7月14日(土)布引の滝から市ケ原を経て摩耶山掬星台へ
布引の滝を出発 電信塔 掬星台到着
幸(さち23歳)と布引の滝から摩耶山へ。初めのうちは調子よく3回登って自信が付いたとか言ってるのも束の間、市ヶ原から山道に入ると急に疲れてきて、幸に「待ってくれ」を連発。4時間かけてようやく登り切ったが、前回湧いてきた自信が脆くも崩れ去った。
焦りを感じた吾輩は1週間後に同じコースを3時間半で登った。
11回目 8月5日(日) 阪急芦屋川~ロックガーデン~風吹岩~一件茶屋~六甲最高峰
阪急芦屋川駅改札口 駅を北に出ると駅前広場に既に何人かの登山者達が集まっている
「⇐至る高座の滝ロックガーデン」の立札発見!芦屋の高級住宅街の坂道を登って行く 山道に入っても道が奇麗だ
駅から20分ほど歩くとロックガーデンの入り口、滝乃茶屋が見えてくる。ここで用を足し、飲み物を購入。
ここから頂上手前の一件茶屋までトイレも自販機も無いので最後の補給地となる。滝を眺め神社に黙礼しいざ出発。
ロックガーデン 風吹岩に到着 標高447mの看板 道はまだまだ続く
歩くこと更に2時間 遂に一件茶屋に到着!頂上はもう目の前だ キンキンに冷えたジュースとサイダーを飲み干す
スリムになったね 幸 余裕の登頂 登頂達成を喜ぶ登山者たち 六甲最高峰931m
山頂からケーブル駅まで徒歩90分 帰りは楽ちん スカイツリーと同じ標高を通過 あべのハルカス標高300m
12回目
8月10日(金) 最終調整のため上野道から摩耶山登頂。
トレーニングは終わった。
明日 日本一の富士山へ!
摩耶ロープウェイ星の駅
六甲山ハイキングマップ ↓ をクリック
猪
上野道に入ってすぐに遭遇群れで登山道を塞いでいた流石に吾輩も危険を感じてその日は下山した。
ヤマカガシ
摩耶山掬星台手前で遭遇。
歩みを止め目を逸らさず 1歩下がると去っていった。
蝮
六甲山系を1日歩けば1回は目撃する。一般に思われているような気の荒さは無く、目を逸らさず何もしなければ襲って来ない。
スズメ蜂
最も恐怖を感じるのはコイツかも知れない。山道で襲われたら逃げられない。